2005年右乳房全摘、局所再発・多発肝転移・多発骨転移・胸膜播種転移治療日記。

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へこたれない
 


バタバタしない


どんな状況に追い込まれても
ハラハラしない
つらいことや 悲しいことがあっても
オロオロしない
悪いことが次々に重なっても
ジタバタしない

病気になっても
左遷されても
仕事が見つからなくても
オタオタしない
ピンチになっても
あきらめない
家庭がぐちゃぐちゃになっても
なげださない
欲しいものがいっぱいあっても
求めない
あなたはあなたらしく
ていねいに生きればいいのだ


オタオタしない           鎌田 實



また、鎌田先生の言葉に助けられている自分がいる。
忘れかけていた大切なことを、思い出させてくれる。
こんなこともおっしゃている。

『どうすることもできないことがある
 生きるために仕方のないことがある
 我慢するしかない時がある
 みんなと違っていても おそれないことが大事
 

 運命を変えてくれるのはただ一つ  自分の心である』 






ぶれない自分であり続けることは容易ではない。
余命に何を求めるのか?
病が・・痛みが・・心を強くしてくれる。



自分の人生を楽しもうと思う。 明日 天気になれ!  (・e・)



生きるって・・・
 



何だか やる気がでない。


急に淋しくなった我が家。

娘が東京へ行き・・同居している義母が入院して・・義父が付き添い・・
主人も4月から新しい職場で、バタバタしている。
今まで6人で食事をしていたダイニング・テーブル
最近はいつも2人きり  息子とひよこと・・・。

無駄に広いそのテーブルが、人恋しさを誘う。

二人だけの食卓は静かで味が無い。
献立もいい加減で・・
常日頃、6人分の食事の献立から調理・・片付けという家事を負担に感じ・・不満すら洩らしたこともある。
でも、二人になって初めてわかった 『家族の存在の意味』



「生きる」って何?
何のために生きるの?
何を目標に・・生きていくの?


家族の在りようが変わっていく。
それは成長でもあり喜ぶことでもある。
なのに・・この寂しさは・・何?

本家で生まれ育ったひよこは、本家へお嫁に来て、賑やかな家族が当たり前のなかで今日まで暮らしてきた。
一人で過ごす今の我が家は あまりに静か過ぎる。
いつの日か こんな毎日に慣れるのだろうか・・・?





義父のコレクション





よく見るとお星様みたいで かわいい。





ちょっと・・グロテスク?




家族が揃って 笑い声が聞こえる日が 早く来ると いい。    (・e・)


東京一人暮らし・・3日目
 


東京暮らし3日目。


季節はずれの寒さに手持ちの衣類を重ね着してなんとかしのいでいる。


生活をする・・・って本当に大変なことですね。
「身の回りのもの」がいかに多いことか、「必要最低限のもの」のラインが、日が経てば経つほどあがってくる。
私たちは日々こんなにもたくさんの物に囲まれて生きているのか・・・。
シンプルな暮らしが理想。
物は便利なようで不便!?

人間であることの証明。
『脳』を使って、『知恵』を絞って、学生らしく・・・質素に暮らしてほしいと思う。


毎日、娘と一万歩近く歩いている。
気圧が安定している日は、まあまあだけど、低気圧が近づいている日は正直ツライ。
ナベルビンを始めてから、手の指先が痺れている。
気圧が下がってくると頭まで痺れてくる。
すごく不安になる。
脳転移・・・って言葉が脳裏をかすめる。
『大丈夫! 視野は安定してるし・・ろれつも悪くない・・』
自分を安心させて眠りにつく。
翌朝目が覚めて、いつもと同じ自分であることに安堵する。






娘の住まいと、ホテルを行ったり来たり・・・。
慣れない土地の夜は危険なにおいがして、少しばかりスリリング!

明日は暖かくなるようです。
ガイダンスが始まる娘はキャンパスへ・・ひよこはようやくお花見ができそうかも。



明日はゆっくりと・・東京を楽しみたい☆     (・e・)


PS.今夜は月がきれいです。

東京一人暮らし・・一日目
 


娘の東京一人暮らしが始まった。





今朝早く主人と3人で自宅を出た。


車に積めるだけの身の回りの荷物を持って・・・。
娘の部屋がガランとして、娘の居ないその部屋はとても広く感じた。





道中・・富士山に朝日があたって・・・たとえようもない気持ちになった。
「何だか、神々しいね。」
と娘が言った。

東京の住まいに着き、荷物を降ろし、すぐに買い物に出かけ、何とかスムーズにスタートできるように整え、とんぼ返りで帰った主人。
帰り際
「がんばれよ!」
と車の運転席から娘をみつめて声をかけていた。
瞳の奥に光る涙を娘は気がついただろうか?

娘とひよこの居ない自宅へ帰る主人。
『お疲れ様・・・そして・・・ありがとう。』
明日から仕事、がんばってね!
ひよこはもう少し娘のそばで、サポートしてから帰るからね。

こんな風に彼女の巣立ちを見守ることができて・・・信じられなくて・・・そして、嬉しい。
エンドレスな治療を続けながら辛いことはたくさんある。
でも、こんな嬉しいこともまたある。
これから先も、もっともっと嬉しいことがきっとある。
未来への挑戦!

あきらめずに・・顔晴りたい。





夕飯は娘が初めてチャーハンを作った。
彼女の作ったその味を・・たぶん・・・一生忘れない。

主人にも食べさせてあげたかった。




さあ、明日も娘と二人、慣れない東京で生きていこう☆ (・e・)


5年生存率・・・さらに5年?
 


娘が京都へ出かけた。

お友達4人で娘の大好きな京都への卒業旅行。




金沢の思い出の松ぼっくり。。。



昨日は一日娘と買い物をした。

入学式のスーツ・京都旅行のジャケット・春物のふだん着・化粧品・寝具をみて・・家電をみて・・・・。
主人は『足らないくらいがちょうどいい。贅沢なんてさせるな。』と言う。
でも、病をかかえるひよこは未来への自信が無い。

彼女の嫁入りの支度をしてやれるのか・・・?
あと何年先になるかわからない、彼女の人生の節目。
その時、母として傍にいて彼女を援助するなんて当たり前のような未来は、限りなく存在しないかもしれない。

だったら経済的に厳しい・・今、母として彼女に精一杯してやりたい。
借金してでも、あれも・・これも・・何だって買ってやりたい。



買い物途中、旅行会社の広告を見つけた。

『世界一周の旅 99万円』

「へ〜、世界一周か・・・99万円だって〜いいね!」
とひよこがつぶやくと
「うん。いいね〜!!お母さんもお父さんが定年になったら行ってくればいいじゃん。」
って、明るく言う。

ひよこにそんな日が在ると疑わない娘。

今年の6月で乳がんに罹患して5年になる。
・・・5年生存率・・・とかよく言われるけれど、一言では語れない5年。
更に5年先なんて未来を考える時、再発という現実が悔しすぎる。
奇跡でも起こらなければ10年生存率にとても貢献できそうもない。





最近のひよこはナベルビンの効き具合がイマイチなことが残念で仕方が無い。

命を繋ぐ「抗がん剤」に頼れない。

まだまだこの世に未練タラタラのひよこ。





長期生存の必殺技でも考えよっと☆        (・e・)





W大学 法学部
 


昨日は最後に受験した私大の合格発表の日だった。




いつもよりも早めに帰宅した娘。

「どうせダメだから・・発表見ても意味ないんだけどな〜」
もう彼女の気持ちは前日に合格発表のあった大学に決まっているようだった。
「でもせっかく受けたんだから、見てみなよ!お母さんが見てあげようか?」

12時からホームページ上で発表があるという。
二人で一緒に見た。

ドキドキしながら受験番号を探す・・・。


5桁の数字を目で追う・・・。


「あった!!!」


「えっ〜?うそ〜??ホントに???」


もう娘の目からは涙があふれていた。





「絶対にダメだと思ってたから・・・全然自信も無かったし・・・」
「間違いじゃない?合ってる?」
声にならないような・・・涙声で・・・興奮した心中を口走る。


カラダも震えていた。


「おめでとう。やったじゃん!」


奇跡でもミラクルでも運でも・・・何でもいい。
『合格』に変わりはない。
涙が止まらない娘。
つられてこっちまで泣けてくる。





よく頑張ったね。

貴女の努力の結果だよ。
あきらめずに・・挑戦することの意味を学んだね。




奇跡は連鎖する? 母も、奇跡が起こせるように・・・努力するから。

夢の実現に一歩近づいた娘。
そんな貴女をいつまでも・・・いつまでも・・・見守りたいから、母も顔晴る。



今日まで・・生きてきて・・良かった。
感動をありがとう!
ますます欲が出てきちゃったよ。
もっと・・もっと・・・生きたい!!
できれば、貴女が卒業するまで、見守りたい。



心から おめでとう。               (・e・)



TOKYO
 

明日、東京へ行きます。


娘の受験とセカンドオピニオンとお友達に会うため。


本命ともいえる今回の受験。
高校の先生からは「ちょっと厳しいかもしれない・・・。」と言われている。
でも、今日まで合格を夢見て顔晴ってきた。
ダメかもしれない。
でも、受験してみなければ合否はわからない。
難関といわれている大学の・・その扉をたたく彼女を応援したい。

失敗も成功も・・・すべてが彼女の生きるための肥やしになるはず。
自分の世界を生きる始めの一歩。
強く逞しく・・しなやかに歩き始めてほしい。

願わくは、せめて彼女の人生の方向性が見えるまでは見守りたい。


そのためのセカンドオピニオン。

一日でも遠い未来を生きるために・・今の自分にできること・・してみたい。



そして生きるエネルギーにもなっている同じ病を抱えるお友達との出会い。

ブログを始めて、たくさんの人と出逢えた。
インターネットって、本当に素晴らしい!

ブログを書き始めた頃から、ずーっとひよこを応援してくれているお友達がいる。
この一年・・・「いつか逢いたい」・・・と思い続けてきた。
その思いがようやく叶う。
そして、ひよこに「逢いたい」と言ってくれる人もいる。
とても嬉しい。
そんな彼女たちと、現実に逢えることになった。
もう、感激!

症状はみんな様々だけれど・・みんな厳しい闘病をしている。
きっと共感できるに違いない。
チーム・プレイを続けるための作戦会議?みたいに・・・。
大切な時を過ごしたい。

こんな風にして逢うこと初めてだから、ドキドキしています。




でも、『生きている』って 楽しい ☆            (・e・)




今日は何をする?
 

【暮らしのヒント集】をみつけました。

今を生きる・・ステキなあなたのお役に立てるといいかな〜。。。



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落ち葉を拾って本やノートに挟みましょう。拾った場所と日付をペンで小さく書いておくと、小さな思い出として残るでしょう。

買い物をしてお代を払ったら、ありがとうと言葉にしましょう。自分に必要な良いものを売ってくれたことに感謝します。

忘れてしまいそうな小さな約束こそ守りましょう。小さな約束ほど叶えられると嬉しいものです。

日曜日の朝は外国の新聞を買ってきて、辞書を片手に見出しだけでも読んでみましょう。言葉の勉強にもなりますし、世界を知ることができます。

離れた場所に暮らす両親や兄妹に手紙を書きましょう。ささいなことや今日一日のことだけでも、手紙で伝えられるとうれしいものです。

朝日と夕日をながめましょう。力を与えてくれたり、いやなことを癒してくれるのは、いつも大自然です。

家の中では遠慮せず大きな声で笑いましょう。大きな声で笑った日はよく眠れるものです。

一日たった十分でもよいので本を読みましょう。そして、一日にたった十分でもよいので一人で考えることをしましょう。
     ・
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                     松浦 弥太郎

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何気なく流される日々の暮らしも、ちょっと目線を変えると明日が楽しみになりそうですよね♪
『ああ そうだった!』
と思えることがたくさんあります。







再発乳がんとの日々を続けていくために・・・いつもいいことさがし・・・意識してみたい!



誰にでもできることだから・・・☆                (・e・)



洗いたての幸せ
 

風になびく洗濯物をながめて…幸せを感じます。


  


当たり前の日常に…この穏やかな景色に喜びを感じます。


お天気のいい日には洗濯機をフル稼働させてジャブジャブ洗う・洗う・洗う…。

シーツに枕カバーに湯上がりのバスタオル…。

さらには気合いを入れて布団を干す!



よそのお宅の洗濯物を見ても心が温まります。
家族のために…気持ちよく身につけてもらうために…。
何気ない一連の家事の一つ。

まだ日のあるうちに取り込みたたむ。
家族一人一人の洗濯物の山ができあがる。 その山を見てまた感じる充実感。



のり付けしたシーツの心地よさ。。。日々の生活ではそこまで できない(>_<)

でも洗いたてのシーツと干した布団にくるまったときの…匂い。。。

お日様の匂いがする。 贅沢な瞬間。



日に干した枕に顔を埋める。 懐かしい匂いがする。



ひよこが子供の頃…今は亡き母が洗濯物をたたみながらシャツの匂いをかいでいた。
父と兄の洗濯物。
よく似たシャツがあってどちらが誰のシャツか迷うとき、洗ったあとのシャツの匂いでわかる。。。って言っていた。
シャツにしみつく家族のぬくもり。
今、この年になってようやくそんな事がわかるようになった。

主人と息子の下着。
そっと顔をよせてみる…ん〜?わかるような…わからないような。。。
シャツにその本人を思い浮かべるからきっと匂うのかな?錯覚かな?

一緒に暮らしているからそんなお世話もできる幸せ。
来年からは娘が家を出る事になるかもしれない。
たたんだ洗濯物の山が減るのは寂しい…。



今、自分にできることに感謝して 明日も洗濯機をまわそう☆                (・e・)





言葉で治療する
 

医療者の言葉しだいで、治療の日々が天国にも地獄にもなる。
衝撃の現場を紹介しながら、鎌田医師が心と体が立ち直っていく言葉を具体的に提案する。

医師・看護師も
患者さん・家族も
お互いに救われる、


新しいコミュニケーション術。



鎌田 實先生著書の最新刊 『言葉で治療する』 の帯の一部分からの転載です。


鎌田先生のブログを愛読している。
先日、先生のブログでサイン入り本のプレゼント企画の案内があった。
迷わずすぐに応募した。
思いがけず当選した。

荷物が届きドキドキしながら開封した。
中から鎌田先生の本が出てきた。
感動した。 
このワクワク感ですでに心を治療してもらえた気がする。





本を手にとって表紙を開く…
鎌田先生のサインが目にはいる。
「絆」 「夢」 の二文字が書いてある。
「絆」の最終画は一番下まで長く…「夢」の最終から2番目のはらいも下まで長くかいてある。
絆…断つにしのびない恩愛。 きずなを長く太く大切に…と言うことなのか?
夢…空想的な願望。心のまよい。 あきらめず夢をいつまでも持ち続けよう…と解釈した。




一生…大切にしたい。



NTTファシリティーズ「えふ・マガ」なかで鎌田先生のインタビューの企画があった。
詳しくはこちら

http://www.ntt-f.co.jp/fmag/interview/kamata02.html



NTTと言えば固定電話から携帯電話とひよこの日常生活において大変お世話になっている。
通信の事業がメインだと認識していたひよこには意外な事実だった。
「えふ・マガ」の発行は新鮮に見えた。
今後のご活躍と社会に優しい企画をお願いしたい。

本を読んでみると…うん、うん、とうなずけることばかり。そして鎌田先生宛の患者さんやそのご家族からの心の叫びに胸が痛くなった。『こんな医療が実際にあっていいのか…』と絶句する。
医者にとっては数多くいる患者の一人なのだろ…けれど患者は自分の命を懸命に生きている。哀しいけれど治療は専門の知識や技術を持っておられる医者に頼らざるをえない。
でも医者であれ患者であれ同じ一人の人間・同じ一つの命。
相手を尊重してお互い寄り添いあって納得のいく治療が理想的かなと思う。



言葉には医療の技術を越える程の何かがあるような気がしています。
そんなことを再認識させてくれた鎌田先生とNTTファシリティーズに感謝します。    


がんばらないけどあきらめない・なげださない・へこたれない… ありがとうございます☆   (・e・)