2005年右乳房全摘、局所再発・多発肝転移・多発骨転移・胸膜播種転移治療日記。

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スーパー猛暑in吉祥寺



吉祥寺駅で降りて通りへ出た。





ひよこの住む東海地方より涼しいかも…と期待して出掛けてみたけれど、やっぱりこちらも負けず劣らずスーパー猛暑。

それでも、初めて降り立つ駅周辺の景色はとても刺激的。





脱毛した頭に帽子を目深に被り一人で通りを歩く。
人ごみに紛れると自分が転移がん患者であることも忘れる。

見知らぬ土地でも、食べて…歩いて…排泄して…睡眠して…、「生きる」ってこういうことかな〜と想う。





闘病の励みに繋がるような吉祥寺散歩になればいいなぁ。  (・e・)


Uターン
 


娘が帰って行く。


「あ〜あぁ。また東京か〜。」とつぶやいて・・・。


あっという間の10日間だった。
玄関に居座る娘の靴。
賑やかな食卓。
増えた食器や洗濯物に感じる幸せ。
閑散としていた娘の部屋が蘇る。
久しぶりに弾む姉弟の会話。
「今が永遠に続けばいいのに・・」と嘆く主人。




『地球の果てまで行っちゃったわけじゃないから、またすぐに会えるよ、きっと。』
でも・・父親の気持ちは、はっきり言ってわからない。
ひよこも娘と同じ女性だから。
どちらかと言うと、娘の気持ちのほうがよく理解できるかもしれない。
『いつか・・・お嫁に行っちゃうんだから・・・。』
『娘が選択した未来を応援してあげようよ・・・。』





今日彼女と一緒に東京へ行く。
家族のために一生懸命働いている主人には申し訳ないけれど、行ける機会を逃したくない。
がんを生きるひよこは、あと何回娘のところへ行けるかわからないから・・。
1週間余分に休薬してでも、まだまだ続く抗がん剤治療を乗り越えるために、束の間の非日常を楽しんで来る。







こんな機会を与えてくれた主人と娘に感謝して。            (・e・)