2005年右乳房全摘、局所再発・多発肝転移・多発骨転移・胸膜播種転移治療日記。

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くも膜下出血・・・その後の経過
 



義母のくも膜下出血オペから10日過ぎた。



今はICUからHCUに移り、治療を続けている。
執刀して下さったDrは
「術後7日から10日くらいは容体も安定せず、急変もありえます。また今は何ともなくても後遺症が出てくることもありえます。」
と術後2日目の家族への説明の時おっしゃった。

とても誠実そうな手のきれいなDrだった。

くも膜下出血という・・最悪・・急死もありえた状況から義母を救って下さったDr。
彼の見立ては正しく、現実に義母は言語障害が今すでに現れている。
術後2・3日はまあまあの様子で何とか会話することも可能だった。
笑い話もできたほど・・・

「何か食べたいもの・・ある?」
とひよこが耳元で声をかけると
「何にもいらん・・・○○(娘)ちゃんにあげりん・・・」
と東京で一人暮らす孫娘の心配をしたりしていた。

術後、初めて義母を見舞った息子は言葉をかけることもできずに、涙をポロポロこぼすばかり・・・
ひよこに促されて涙声で話しかける息子に
「○○君・・学校の帰りに寄ってね。」と笑って答える義母。

主人が
「オレ・・○○だけど・・・わかる?」
というと、やっぱり笑って
「わっかるよ〜ぉ」
と普段の調子で言っていたのに。

日を追うごとに口数が減った。
術後9日目、脳の造影CT検査で壊死が確認された。
言語機能をつかさどる神経が壊死しているとDrが言う。
脳の細胞って一つ一つがどれも重要な働きをしていて、お互いを補う・・みたいなことはできないらしい。
破裂した血管が左の脳だから右手が動かない。
今は静かに眠っていることがほとんどで、目も開かない。


両手を固定されて、頭からドレーンのような管・腕から栄養点滴・鼻と口からは酸素の管・・・とカラダから何本ものチューブが出ている。
見るも痛々しい限り・・・

義父が毎日自宅と病院とを行ったり来たり・・一日2往復している。
本当はひよこももっとお世話してあげられるといいのに、自分のことでも今はちょっと揺れてて、義母には十分なことがしてあげられない。
タイミングが悪いよ・・・お義母さん。





今日も雨が降る。

季節はずれの寒さに地球からの不気味なメッセージを感じる。





ゆっくり・・ゆっくり・・治していこうね! お義母さん!!          (・e・)



くも膜下出血・・・緊急オペ
 


義母がくも膜下出血のため、緊急入院した。


昨日の朝、朝食前に体調不良を訴え、すぐに総合病院の救急外来を受診した。
造影CTの結果、くも膜下出血が確認された。
あいにく日曜日であったため、スタッフが揃わず、救急車で隣町のもう少し規模の大きな病院へ搬送された。

今日、午後から開頭オペの予定。




最近、ひよこが抗がん剤治療の点滴のため、外科の外待合で待っていると、毎回一緒になる二人連れがいる。
白髪まじりのショートカットが良く似合う華奢なお婆ちゃん。
見た目年齢 80歳前後。
いつも車椅子に乗っている。
口数も少なく、それでいて穏やかな顔をした、小さくてかわいらしいお婆ちゃん。

その車椅子を押している中年女性が、お嫁さんなのか娘さんなのかわからない。
その彼女がいつもしていることがある。
車椅子に乗ったおばあちゃんの髪を、優しく・・やさしく・・・いつも撫でている。
そして何かささやいている。

ご高齢の患者さんと介添えする二人連れを、今日まで何人も何十人も見てきた。
ひよこ的に最高のペアだと思った。
この二人を見ると、気持ちが温かくなる。
それどころか 羨ましくなる。



ありがたいことに、義父母は今日まで健康で「介護」なんて言葉は似合わないほど元気だった。
再発乳がんの治療をしているひよこの方が、逆に介護?してもらっていたくらい・・・お世話になっている。
ひよこが待合でみかける二人のように、義母の車椅子を押すことはありえない!と思っていた。
また、余命を生きるひよこ自信も娘に(嫁に)車椅子を押してもらえる日なんてあるはずも無い。ひよこの実母も、車椅子を押してあげることもなく、病院のベッドで他界してしまった。

ひよこには、到底無縁だと思っていた車椅子を押す・・・というお手伝い。

今日のオペが上手くいって退院できたなら、ひよこにもできる。
多発骨転移があるゆえ、力の要ることは無理だけど・・・車椅子を押すくらい・・今ならまだできる。
嫁・姑の関係・・・決して上手くいってるわけじゃあないけれど、ひよこにできる精一杯のことをしたい。
待合で見かける二人をお手本にして・・・





だから・・義母さん、顔晴って!


娘の暮らす東京の街を見てみたい・・・って言っていたでしょ?  


午後1時からオペ開始予定です。
「日付けをまたぐかもしれない」とも言われるほど、時間がかかる複雑なオペ。
祈ることしかできないけれど・・・きっと・・うまくいく。        (・e・)




P.S     先日、切れたミサンガ




再びの奇跡は・・・・・欲張りすぎ?




サブリーンの『いのちをつなぐチョコレート』
 

サブリーンのチョコレートが届いた。

尊敬する鎌田實先生の「なげださない」ブログで紹介されていた。





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サブリーンは、目のがん網膜芽細胞腫になり、今年10月16日、イラクのバスラで亡くなった。15歳だった。
貧しくて、学校に行ったことがなかった。Can_card
入院して、病院のなかにある院内学級がはじめての学校だった。
そこで、JIM−NETのイブラヒム先生から字や絵を教わった。
絵を描くことが好きになった。
片目を摘出したが、もう一方の目でともかわいい絵をたくさん描いた。

ぼくたちJIM−NETは、イラクの病気の子どもたちの薬代を得るために、毎年、バレンタインチョコレートを売っている。
そのチョコレートには、サブリーンをはじめイラクの病気の子どもたちが描いた絵を添えてきた。
今年は、サブリーンの絵をプリントした缶入りチョコレートを販売する。
缶は4種類。中には、六花亭のおいしいチョコ3種類が10個入っている。
缶もかわいく仕上がった

サブリーンはがんが全身に転移し、亡くなる前の意識が亡くなろうというとき、
「私は死にます。でも幸せです。私の書いた絵がチョコレートの缶にプリントされ、それがイラクのほかの白血病の子たちの命を救うからです。みなさんありがとう」と言って亡くなっていった。
サブリーンのやさしい心を、チョコレートのともにみなさんに届けたいと思う。




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鎌田先生のブログからの転載です。

未来ある子供たちが経済的な理由などで十分な治療が受けられずにいる。
皆保険制度の日本では考えにくいこと。。。そして悲しいこと。。。

ひよこも根治のない転移性乳がん患者。
でも日本の医療制度のおかげで抗がん治療を受けながら、がんと共存することができている。
感謝です。
そんな感謝の気持ちを何かの形でお返ししたいと思った。
そんなとき鎌田先生のブログ記事を見た。
すぐに、注文した。
ひよこ一人の力ではあまりにも微力すぎて…でもこんな形なら協力できるかも…と思った。





子供には何の罪もない。
これからの世界を担う子供たちを、一人でも救いたい。



バレンタインチョコレート募金については、こちらをご覧ください。

http://www.jim-net.net/notice/09/10campaign_yokoku01.html




サブリーンのご冥福を祈ります。                     (・e・)



38億年の『命』の旅〜鎌田 實 講演会〜
 

生命の根源は38億年前 北極の氷山 グリーンランドの凍土の中から始まっているのだそうです。


その38億年前の地表に炭素が見つかった。



『命』って何?

『命』…科学的には炭素

最初は水の中で生まれた…水の雫。

その雫には仕掛け(機能)があった。  「代謝」と「伝える」という機能。

代謝とは、食べる・呼吸する・排泄すること。

伝えるとは DNAをもつこと。


38億年前から生命を絶やすことなく繋いできた 『命』

今の私たちは、そんな38億年前の『命』を生きている。


38億年前、祖先は水の中から陸へ上がった。

えら呼吸から肺呼吸へ…苦しみを乗り越えて…。

生まれてくる赤ちゃんはすべて38億年の命の旅をして…生まれてくる『命』

生まれた『命』は…『命』の歴史を背負って生きて…『命』を繋ぐ。


何処で生まれるか…みんな同じ『命』

だれ一人欠けても自分の『命』は誕生しなかった。

すべての人の『命』が38億年前の『命』に繋がっている。





………こんな具合に始まった講演会。

どんどん引き込まれた。 鎌田先生の話す心に。 

始まりからずーっと温かかった。

先生のお声が心地良かった。

医師 鎌田 實の生い立ちを語り始めた後半は涙が止まらなかった。


「どん底も悪くない…どん底を経験したからこそわかる何かがある。」と先生はおっしゃった。

ひよこもかつて『鬱』のどん底にいた。

もしかしたら、今もいるのかもしれない…。

先生のおっしゃるように…何か掴めただろうか?これから何か掴めるのだろうか?



数少ない今までに聞いた講演の中で、最も心にジーンときた話しだった。

500円なんて価格のチケットで良いんだろうか…?


講演が終わった後、すぐに先生を訪ねようと…「関係者以外 立ち入り禁止」のドアを無視して探したけれどお忙しい先生はもうすでにタクシーに乗られた後だった。



もし機会があればまた参加したい。

今度は必ずお話してみたい。 鎌田先生に会う…という楽しみがまた一つ増えた!



有名な先生でありながら傲ることのない先生は とても魅力的だった☆    (・e・)







「脳死は人の死」…って


 「脳死は人の死」とする 臓器移植法改正案が 参議院で可決・成立した…

昨日の夕食時、TVのニュースで言っていた。

それを聞いた娘が

「私が脳死になったら 臓器提供してもいいよ。」

って普段の会話ののりで 言った。

正直 ビックリした!


「でも お母さんは 絶対にしないから…。 だって、まだ 体が温かいんだよ…。
絶対 いや だから。 もしかしたら、奇跡が起こるかもしれないし、明日にでも新薬が開発されるかもしれないじゃん!!」

「どっちにしても 家族の同意が必要だから任せるわ。。。」


『命』 についてこんなに軽く口にしていいのか?ってショックに近いものを感じた。


今 脳死状態のお子さんを支えて頑張っていらっしゃる親御さんの気持ちも、ドナーを待ちわびて命の心配をして闘病していらっしゃる親御さんの希望に満ちた気持ちも・・・胸がつまる。





星野 富弘 さんの一枚  

チューリップはちょっと季節はずれか…(^^;)

『私の いのち』 も 『あなたの 命』 も かけがえのない命 ☆






公布から1年後に施行という。
当事者でないとピンとこないような…でも 考えさせられた。。。     (・e・)



命より大切なものって何ですか?


真夏を思わせる今日の空。




ここ東海地方も梅雨は明けたのでは…?
 




今日は乳腺外科へ通院の日。

ゼローダの処方。

うんざりするけど、この薬のおかげで命が繋がっている…と思うと、本当は感謝すべきか(^^;)


来週のゾメタと血液検査の予約をして。。。

60分遅れの表示ににげんなりだったけれど、診察は数分で終わった。

今日はとても暑いので、空調の効いた病院で待つこともそんなに苦痛ではなくて良かった!!

でも、1時間待って、数分の診察って…

なんだかね。。。



薬を受け取り帰ろうとしたとき、ロビー展の作品に目が止まった…


『星野 富弘 カレンダー詩画展』




迷わず見入ってしまった。。。
彼の人生がにじみ出ている絵に…詩に…彼の辛かったであろう日々を考えたら
涙ぐんでしまい あわてて辺りを見回した。『よかった。誰にも気づかれてはなさそう…』
カメラを忘れたことを 悔やんだ。
案内のチラシを見ると、明日までの予定になっている。
…明日は予定があるし…出直そうかな?

ボランティア担当の女性に写真を撮ってもいいか確認してみた。
「カレンダーだけ!ということでしたら…いいですよ。」
迷わず自宅に戻り、カメラを片手にUターン!
こんな時、地元の近い病院であることがとても嬉しかった!?




星野 富弘 さんに逢うことが叶うのなら 聞いてみたい。

「命より大切なもの って何ですか?」 って。                (・e・)





「命の別名」


 今日は、中島みゆきさんの唄を紹介してみたいと想います。


「命の別名」

知らない言葉を覚えるたびに
僕らは大人に近くなる
けれど最後まで覚えられない
言葉もきっとある

何かの足しにもなれずに生きて
何にもなれずに消えてゆく
僕がいることを喜ぶ人が
どこかにいてほしい

石よ樹よ水よ ささやかな者たちよ
僕と生きてくれ

くり返す哀しみを照らす 灯をかざせ
君にも僕にも すべての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも  名もなき僕にも



たやすく涙を流せるならば
たやすく痛みもわかるだろう
けれども人には
笑顔のままで泣いている時もある

石よ樹よ水よ 僕よりも
誰も傷つけぬ者たちよ

くり返すあやまちを照らす 灯をかざせ
君にも僕にも すべての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも
…………





義父がお世話している あかめだか(動いているものはシャッターチャンスが難しい…(^^;))

小さな命を 生きている



日本最小の淡水魚

童謡「めだかの学校」は小学校1年生の時、誰もが歌った覚えがあるのではないでしょうか…?
子供の頃は、ちかくの小川にたくさん泳いでいましたね!
今では“絶滅危惧種”に指定されているようです。



おおよそ寿命は1〜2年と言われている。

この小さな命も それぞれのターンを精一杯生きて つないでいる命。



中島みゆきさんの唄は 好きです♪

「宙船」 はひよこの 応援歌だと思ってます!      (・e・)












いのちの授業
  NHKのTV番組 金とく “いのちの授業” 視ました。

闘病している本人も大変だけれど、看取った後、残された人も苦しいんだ!って初めて気づかされました。

脳死による臓器移植が話題になっている…今、『いのち』 について、殊にひよこのように命の心配をして生きている今、「本気」で考えるいい機会かもしれません。



命のバトンタッチ……



「今、できることを 一生懸命やる  命が 輝く」


「からだの 命は終わる   こころの 命はつながっていく…」 
と鈴木さんはおっしゃっていた。


誰もかれも、死亡率 100%!!!

あの、キムジョンイルも オバマ大統領も ビル・ゲイツも…そしてひよこも、いつの日か必ず朽ちる日が来る。。。

考えれば考えるほど、頭がグルグルしてきて…涙腺がゆるんでくる…。


とにかく、一日一日を楽しくイキイキと 生きる。
美味しい! とか きれい!! とか 嬉しい!!! とか からだのすべてで感じて 生きる。
そんな毎日の積み重ねが、豊かな人生へとつながり、いのちが輝いて…悔いのない最後が迎えられるのかなぁ〜?





昨日、買い物の途中で見かけて つれて来ちゃいました。。。



夏薊 なつあざみ

一般的なアザミ属の花は8〜10月頃に咲く。
秋の花 アザミ に対して 夏に咲かせる…ゆえ。



氣をつけて折ったつもりでも、鋭いトゲに抵抗されてしまう。。。

キク科の多年草




どこか…惹かれる。
亡き母が好きな花だったからかなぁ?




明日の命を保証された者は 誰もいない。。。   (・e・)










じぶんの花

 今日は、蒸し暑い。

午前中はしとしと…と小雨が降り梅雨らしい空模様でした。が、午後から薄日が差し風もなくとても蒸し暑い。。。(>_<)

この時期、薄日と言っても結構強い日差し!

おかげで、洗濯物は乾くかも?


でも、怪しい雲が…
体調も良くないし…
次の低気圧が近づいて来ている…のかも?






庭のビオラを切り戻ししたら、また次々と元気に愛らしい花を咲かせてくれました♪

さそっく押し花にしてみました。

いったい一株でどれくらいの花をつけるのでしょうか?

  
  いのち
  いっぱい
  じぶんの 
  花を
        
      みつを

相田 みつを さんの詩です。

ビオラに負けないように、いのちの限り、じぶんの『花』を咲かせたい☆    (・e・)





 

小さな幸せがもたらす延命…
 梅雨の晴れ間…?

まだ梅雨を実感していないうちから、梅雨の晴れ間?…ちょっと可笑しいかも。。。

それにしても今日は朝から快晴。
梅雨特有のジメジメ感もないし…逆に今朝は涼しくて、娘と2人でくしゃみの連発でした!

体調も気分も…晴れ♪って感じです。



「ありがとう」を毎日毎日重ねていると…何かが変わる。
悪いことより良いことの方が多いがする。
他人(ひと)から見たら当たり前の…たいした事ではなくても、余命を生きる自分には、嬉しかったり、感謝したり、感動したり、…小さな幸せ感じたりする。

たとえば、日々の暮らし。
しなくてはならない事は何もない。
強いて言えば、食事の準備と子供のお弁当作り…くらいかな?

一日中、24時間好きなことができる。
自分の好きなことだけ、好きな時間に、マイペースでこなせる。
今はこんな毎日を過ごせる事に感謝している。
闘病も悪くないかな…って思えちゃったりする?
…それは ない!

永遠と続く闘病生活にも、今はそれなりに幸せを感じている。
そして、こんな生活をさせてくれている家族に感謝している。

不安だらけの毎日だけれど…
近い未来に、ささやかな楽しみを見つけて、その楽しみを目標に…生きる。
そして感じる小さな幸せ

”今日よりも、よい明日”

を重ねていけば、必ずや延命につながると信じている!!!       (・e・)





昨日の押し花教室の持ち物 『つる植物』
姉宅の庭で摘んできました。




くっつきシート…という粘着性のあるマットを使って、手を加えて自分でラインを決めて押す…。
自然のままの曲線を生かして、そのまま押してもいい…。
芸術的なラインを狙う…ちょっとテクニックのいる作業でした。





名前もわからずに摘んで持って行ったら、先生に教えていただいた。
「へくそかずら」
って言うんだって!

なんとも言えない…名前ですね…(^^;)