アブラキサンを投与して3クールになる。
この選択が正しかったのか否か・・・
先月末、3クール目の点滴を済ませ、すぐに退院した。
自宅に居る今も、入院中とほぼ変わらない毎日を過ごしている。
脳転移前のような生活とは、ほど遠い。
ただ、自分のことだけは自分で何とかできることが、せめてもの救いかな。
血液検査では、肝機能の数値は少し改善された。
脳転移巣もMRIの結果では縮小している。
それなのに、体調が戻らず、どん底のようなQOLの毎日が辛く悲しい。
主治医は言う
「今より良くなることを期待してはいけません。現状を少しでも永く維持することです」
24時間の痛み止めは欠かさず服用している。
ロキソニン・トラマール。
それでも、頭痛、吐き気、声帯麻痺による喉の違和感、強い首や肩のこり、視覚異常など、これらの諸症状から開放されない。
崖っぷちの今、勇気を出して、アブラキサン4クール目の治療を予定している。
何もできなくて、生きている価値もないこの体だけれど、死ぬまでは生きなければならない。
目下の楽しみは、金環日食をこの目で観ること。
晴れるといいなあぁ。 (・e・)