2005年右乳房全摘、局所再発・多発肝転移・多発骨転移・胸膜播種転移治療日記。

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2009 トピックス10



2009年も残すところあと一日となった つごもりのみそか。

今年を振り返ってみた。



いろいろな事があったけれど…今、こうして生きている。
たぶん明日も生きられるだろう。
そんな日をエンドレスに続けていけたら再発乳がんも怖くないかも。。。


*****2009年 ひよこトピックス ベスト10**********************************


* ブログ開設…今年の1月9日から書き始めて今日まで続けてこられたのもみなさんの応援があ   
           ってこそ。本当にいつも応援して支えて下さっているみなさんに感謝です。
           訪問してくださる皆さん、コメントくださる皆さん、温かいお言葉ありがとうございま
           す。

* ブロ友さんとの出逢い…こんなひよこですが「逢いたい」と言ってくれた彼女がいて、お逢いする 
                  ことができました。感激でした。
                  病が取り持つ縁ですが大切に…大切にしたいと思います。

* 手術・リニアック…胸壁のしこりが増悪してきて部分切除術を受けたこと。そしてその術跡に放射  
              線治療をしたこと。
              放射線25回50グレイ・電子線も25回50グレイ照射しました。電子線治療は    
              あと5回来年へ持ち越しです。

* 命より大切なものが見つかった…病がわかって再発して鬱になって…暗闇の底からはい上がっ  
                        た時、探していたものが見つかりました。“生きてるって素晴ら           
                        しい!!”

* 2度の主治医交替…今年の4月に主治医が代わり 『主治医の一言』 について考えさせられま 
                した。
                患者と主治医との関係はQOLに深く関わっていることが実感できました。
                9月にまた主治医が代わり(自分の意志で代わった)乳がんの告知をされ 
                てから4年半。その間4人の主治医にお世話になりました。

* 沖縄旅行…子供たちの通う高校のPTA役員としてPTAの全国大会に参加するため沖縄へ行き
          ました。初めてのちゅら海…海の碧と空の青が印象的でした。
          病を知らない役員さんたちと2泊3日の旅を無事終える事ができて嬉しかったです。

* デジイチ…デジタル一眼レフカメラが面白い。カメラ片手に出掛ける事が楽しみになった。まだま 
          だ初心者でカメラも使いこなせていないから来年はもっとスキルアップできるといい。

* 押し花…自治体の生涯学習 「押し花教室」に参加
        押し花の魅力に気づくことができました。押し花用の草花を育てることも楽しみの一つに 
        なりました。癒しです。


* 『つばさ』…NHKの連続テレビ小説。最近はあまり興味もなくみていなかった朝ドラ。でも『つば    
          さ』は毎日の放送が楽しみでしかたなかった。主人公のつばさと娘がダブり…何度涙
          したことか…。またつばさの母の生き方に共感したりもして涙。アッという間の半年で
          した。川越の蔵造通りへ行ってみたくなりました。

* 娘…高校3年生になった娘。大学進学という志を持ち最後まで第一希望の大学目指し頑張って 
     いる。今週も31日まで毎日電車を乗り継ぎ遠隔地の塾の冬季講習へ参加している。
     3月…笑える日が来るといい。


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数日前、鎌田先生の『なげださない』ブログで紹介されていた手作りカレンダーを注文した。

昨日、宮城県から届きました。




テーマは 『虹の園BRAND 〜ありがとう〜』

地元小学校の5年生、6年生の方々の総合学習の時間を利用して施設のレインボーガーデン、ファーム班とで共同栽培した“ケナフ”と楮(コウゾ)をブレンドして漉いた和紙が使われています。




施設の応援団長でいらっしゃる鎌田先生の題字が表紙になっています。



早速壁にかけてみました。手作りならではのぬくもりがあります。興味のあるかたはぜひ♪

詳しくは
http://www.nijinosono.or.jp/までお問い合わせくださいね。

心棒も紐もケナフが使われていて、環境にも優しいです♪



おせち…あまり気乗りがせません。。。

お正月飾りをちょこっと作ってみました。


リース…

庭のつるを採ってきてアイビーをからませて



100均の小物を足して。。。



玄関に飾ろうと思います。


門松…



産直の店でパーツを買って…思いつきのにわか仕立てです。



少しお正月らしくなってきました。

明日は、おせち作り…顔晴ってみようかな〜(^^;)


最後までおつきあいありがとうございました。
2009年…みなさんの応援や励ましやアドバイスや心温まるコメントの数々…本当にありがとうございました。ブログを始めてみなさんと出逢えて本当に嬉しいです。生きる糧になっています。感謝です。


どうぞよいお年をお迎えください。。。                 (・e・)


リニアック 最終回
 

リニアック 25日目。

ようやく胸壁の照射が終わった。皮膚のつっぱりもMAX!限界かな。


照射は終わったっけれど…治療目的は達成されたのか?
胸壁の小さなブツブツは残ったまま。
触ってもわからなくなったしこりや若干小さくなったしこり、でもまだ全て消滅には至らない。
教授先生に聞くと
「全部消えるのか?と聞かれても…難しいですね。すべての腫瘍に同じように効果があるとは言えませんからね。ただ、治療後1〜2ヶ月くらいは病巣の変化が見られます。様子を見てみましょう。」
とおっしゃった。

今後の変化に期待したい。



今年の治療は今日で終わり。
新年は元旦から電子線治療が始まる。1月1日 午前10時30分。
途中から追加になったから、もう5回照射が予定されている。
教授先生や技師さんも元旦から出勤して下さり申し訳なくまた有りがたく思う。感謝です。

今回のリニアックで胸壁が部分奏功してくれるといいなぁ。
そうしたら、肝臓の治療に専念できるし。。。


気分ののらない…年末年始です。 






ヒメツルソバ。

以前ブロ友さんが教えてくれた。

【タデ科】 ヒマラヤ原産 開花は5月頃から11月頃。
丈夫であるためグランドカバーとしても用いられる。強健さと繁殖力から半ば野生化しているものもあるとか。
この生命力…乳がんに抗腫瘍効果があって抗ガン剤になったら…いいのにね。


今日、リニアックでハプニングがあって…いったん帰って出直しってことになっちゃって…自宅へ帰る気分にもなれず…そのまま姉宅へ行ってきました。
が、姉宅の近くで姉の運転する車とすれ違い、連絡もせずに出掛けたひよこは忙しい姉とは会えずじまいでした。

ヒメツルソバが庭のあちらこちらに群生していました!!



ほんと。。。金平糖みたいで…かわいいね♪ ポンポンみたいにも見えるね♪



ピンクだったり…白っぽかったり…少し青みがかかったり…葉っぱは紅葉していて、とても味わい深い赤紫色だった。

あまりにも可愛らしかったから 一株引っこ抜いてきちゃいました。 



姉宅からの帰り道、携帯電話が鳴った。病院からだった。
そのまま、また病院へ行き無事リニアック最終回の治療を終えたました。



長いと思っていた25日間が終わった。                                (・e・)


                         

毛糸玉 その3
 

リニアック 24日目。

皮膚の色は痛々しいほど赤紫色に内出血跡のごとく黒ずんで…ヒリヒリ…チクチク…する。
当初予定の放射線治療は明日で最後。
何とか無事今日まで治療できたことが嬉しい。

明日が放射線最後の日。

もう…一日 明日も顔晴ろう!


      

庭の生け垣の雪柳。。。

小さな葉の一枚一枚がそれぞれ精一杯紅葉して…朽ちゆく支度をしている。
その一方で新芽が芽吹き蕾を付け…花まで咲かせている。

何か矛盾してる?でも、現実!
何が正しくて何が間違い…なんて自然には通用しない。
…そこが好き♪


   

花壇の小さな花。

ビオラとスィートアリッサムのコラボ。
顔を近づけると とても甘い いい匂いがする。
心の奥の方がくすぐられる感じがする。。。

癒されます。 天然アロマ…。


編み物始めました。



ストールを編んで…かぎ針編みが好きになりました♪
今度は“チュニック”が出来上がる予定です!?

時間を見つけて…せっせと編んでます。



昨日は全日本フィギュア見ながら…編みました。

編み目を落とさないように気を付けていても間違えて…ほどいては編み…ほどいては編み…。
でも、リズミカルに針が動くと楽しいです♪

これも…癒しです。



年越しの支度はどうも気がすすまなくて…。


ワガママで自分勝手なひよこです☆                        (・e・)



                                          
*モノトーン*
 

起き抜けにベランダへ出てみる。 冬の朝。

キラキラとまぶしい。

霜?



自然ってなんて綺麗なんだろう。
何にもたとえがたい美しさ…


12月下旬とは思えないほど暖かく風もない穏やかな午後。年末の買い物のため出掛けた。
空を見上げると…天使のはしご…?



モノトーンの美。

同じグレーなんてありえない。

この何気ない空を見上げて…生きている喜びを感じる。
工場で爆発があったり思わぬ火災に巻き込まれたりして突然命を落とす人もいる。
もしかしたら…自分が生きていること自体が 『奇跡』 かもしれない。

生きることが辛かった2年前。。。
今、毎日が楽しい。

明日は何をしようかな…?                             (・e・)









再発告知の瞬間…


胸壁のしこりを部分切除して2週間後。
病理検査結果を聞くため主人と待合い室で待った。
重い空気漂う時間。。。

「大丈夫だよね?仮に悪いものだったとしてもえぐり取ってあるから放射線を当てれば問題ない…って主治医もいってたし…。」
と同意を求めるように…自分に言い聞かせるように…隣に座る主人につぶやいた。
「そうだといいね………。」
主人の顔つきも険しい。

30分待っても呼ばれない。
「遅いよね…」
更に10分…20分…
担当の看護師が「お待たせして申し訳ありません。前の患者さんが長引いていまして…」と困惑しながら謝ってくれる。
仕事を抜けて付き添ってくれる主人は職場に戻る時間が迫ってきている。
「早く呼んでくれないかな〜」
もうこれ以上の不安に耐えきれない…と思っていた時、呼ばれた。

いつも沈着冷静な当時の主治医。
その日は表情が厳しくいらだった口調だった。

まず切除後の傷を視診した主治医。
傷に当ててあるガーゼかテープを引っぱがした…ように感じた。
『いつもの主治医らしくない…』と思った。

「病理の結果ですけれど、やはり悪いものでした。ガン細胞が認められました。再発です。」
「………」
そんな風に告知されて なんて答えたのか今となっては記憶にない。
主治医が続ける。
「それより、もっと深刻な事があります。」
1週間前に撮った造影CTのフィルムを指して
「ここに…肝臓に…影があります。今の段階では悪性とも転移とも断定できません。もしかしたら血管の影かもしれません。MRI検査を追加して再検査してみましょう。」


その示された不気味な影をみて…血の気が引いた。


主人はこの時、どう思ったのだろうか? 3年経った今もまだ聞けずにいる。


MRI検査・アイソトープ検査が追加された。





リニアック…治療台での涙
 

リニアック 22日目。

治療中に涙がこぼれた。


いつもと違う治療の進行・技師さんの言葉不足の説明に…不安が極まって…胸をさらしたまま十数分間動きを制限され…そんな屈辱的な姿勢を強いられながら不安を抱かざるを得ない現在の自分のおかれた状況が…哀れでせつなかった。

治療も終盤戦、今日まで折れそうな心を何とか自分なりに支えてきた。
でも今日は…限界だった。
一番信頼している技師さんがいなかったことも理由の一つかもしれない。

患者は医療者のちょっとした…いつもと違う…言葉遣いや動作に敏感になっている。
医療者もそんな患者のデリケートな胸の内を読み取ってほしい。
決して悪気などないことは十分承知している。
でも患者は…いつもいつも…誰にも言えない不安を抱えて診察室に入る。
十分過ぎるほど患者の立場になって振る舞ってもらいたい。
すべての患者にそんなことしていたら神経がすり減ってしまう…と言われるかもしれない。
でも患者も限りある命の時間を削って治療している。

医療者の心がけ次第で患者のQOLが左右されることを忘れないで欲しい。





今日はクリスマ・イブ。

子供の英語の教科書に興味深い話が載っていたので紹介してみたい。


*****人生で最も大切なことは私たちの目には見えない*****

子供の時、あなたは「サンタクロースはいるの?」と不思議に思ったに違いありません。

およそ100年前、ヴァージニアという8歳の少女が、ニューヨークサンに送った手紙で同じ質問をした。
新聞編集者のフランシス・チャーチはある記事をサン紙に書いて少女に答えた。

「そうだね、ヴァージニア、サンタクロースはいるよ。サンタクロースは愛や寛容や献心があるように確かに存在している。誰もサンタクロースを見たことがないからといって、サンタクロースがいないという証拠にはならない。
世界でほとんどの本当なことは、子供にも大人にも見えないものなんだ。
君は今までに芝生の上で妖精が踊っているのを見た?もちろんないだろう。けれど、それは妖精がいないという証拠にはならない。
…サンタクロースはいないのか?…
ありがたいことに彼は存在していて永遠に生き続けるんだ。
ヴァージニア、今から1000年後…いや、10万年後にも、彼は子供たちの心を嬉しくし続けるでしょう。」

チャーチのメッセージは 『人生でもっとも大切なことは私たちの目にはみえない』 ということでした。
私たちは愛を見ることができませんが、それは存在しています。
私たちは優しさを見ることはできませんが、人々はそれ示されたとき笑います。
サンタクロースのイメージは、歴史と異なる文化を通して変化してきましたが、サンタクロースが象徴するものはずーっと同じままです。

それは他者への善意の精神です。

その精神を持った人は誰でも本当のサンタクロースになりえるのです。

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(英語で書かれた文章を日本語訳したので、間違った記述があるかもしれません。。。)






とくにクリスチャンと言うわけではないですが、みなさんに…







 Merry Christmas
 ☆    (・e・)  




洗いたての幸せ
 

風になびく洗濯物をながめて…幸せを感じます。


  


当たり前の日常に…この穏やかな景色に喜びを感じます。


お天気のいい日には洗濯機をフル稼働させてジャブジャブ洗う・洗う・洗う…。

シーツに枕カバーに湯上がりのバスタオル…。

さらには気合いを入れて布団を干す!



よそのお宅の洗濯物を見ても心が温まります。
家族のために…気持ちよく身につけてもらうために…。
何気ない一連の家事の一つ。

まだ日のあるうちに取り込みたたむ。
家族一人一人の洗濯物の山ができあがる。 その山を見てまた感じる充実感。



のり付けしたシーツの心地よさ。。。日々の生活ではそこまで できない(>_<)

でも洗いたてのシーツと干した布団にくるまったときの…匂い。。。

お日様の匂いがする。 贅沢な瞬間。



日に干した枕に顔を埋める。 懐かしい匂いがする。



ひよこが子供の頃…今は亡き母が洗濯物をたたみながらシャツの匂いをかいでいた。
父と兄の洗濯物。
よく似たシャツがあってどちらが誰のシャツか迷うとき、洗ったあとのシャツの匂いでわかる。。。って言っていた。
シャツにしみつく家族のぬくもり。
今、この年になってようやくそんな事がわかるようになった。

主人と息子の下着。
そっと顔をよせてみる…ん〜?わかるような…わからないような。。。
シャツにその本人を思い浮かべるからきっと匂うのかな?錯覚かな?

一緒に暮らしているからそんなお世話もできる幸せ。
来年からは娘が家を出る事になるかもしれない。
たたんだ洗濯物の山が減るのは寂しい…。



今、自分にできることに感謝して 明日も洗濯機をまわそう☆                (・e・)





魔よけ魔女



リニアック 21日目。

今日は外科の診察もあり、掛け持ち受診だった。


リニアックでは教授先生が皮膚の状態を自ら視診してくださった。
放射線治療の後、電子線照射の位置決めをする時、リニアック室へ入ってみえた。
技師さんの調整ぶりをじっーと見守る。
「うん。いいですね。」と満足そうにうなずく。

照射側の腋の辺りを指で触れ
「どうですか?この辺痛みませんか?」
優しく聞いてくださる。
「少し…痛がゆい…です。そこだけヒリヒリした感じがします。」
とひよこが治療用のベッドに横たわったまま答えると
「腋はどうしてもすれてしまいますからね〜。もう少しです。がんばりましょう。」とにこやかに励まして下さる。

教授先生に見てもらうだけでも…安心する。
照射部分の皮膚はかなり変色して…本当にひどい日焼けあとの様。
自分の中では『異常かな?』と思ったりするけれど、こうして時々教授先生が直々に診て下さると患者はそれだけでとても安心する。


カルテを受け取り、外科へ急ぐ。
待合いで腰掛ける間もなくすぐに呼ばれ診察室へ入るとすでに主治医がエコーの準備をしていた。
「グッドタイミング!ひよこさんが来そうな気がしていました。」
と予約時間に少しだけ遅れたひよこに気さくに声をかけてくださる主治医。
「お忙しい先生をお待たせして…スミマセン!」
とお詫びしながら診察台の上で横になった。


今日のエコーの結果は…かろうじて現状維持。
劇的に大きくなっていなければ、小さくもなっていない。
フェマーラの評価ができない。
「もう2週間ホルモン続けましょう。」と主治医は提案してくる。
…倍々の割合で大きくなったりはしないのかも?


ナベルビンは…どうやら封印できそう。。。


魔女が守ってくれたのかなぁ…?



乳がんがわかるよりも前…パッチワーク教室へ通っていた。
子供の手が離れようやく針仕事ができるようになりとても楽しかった。
教室では気の合うお友達もできた。
小物から始めて、タペストリー・バッグ・クッションカバー…など作品が増えていくのが嬉しかった。

この魔女さんも当時の作品の一つ。
魔女って悪魔と結託して、魔薬を使ったり呪法を行ったりして人に悪さをする…と言われているけど
例外があってもいいよね?



そうそう、我が家の魔女は「魔よけ魔女」になってもらおう。



ひよこの肝臓を…もう少しの間…守って☆                     (・e・)





子供に…戻りたい
 

リニアック 20日目。

北風の冷たい病院の駐車場から出入り口目指して走る。
いつもギリギリにリニアックの受付をする。

今朝は一昨日ほどの厳しい寒さはない。
粉雪が風に舞った一昨日の朝。
雪が積もったりしたら…通院が大変だから、できればリニアックが終了するまで積雪はないと有り難いかな〜。

放射線科の常勤のDrが肝臓の局所治療について聞いて下さった。
「その後、主治医とお話されましたか?」
治療を提案したのみでなくその後のフォローまで気にかけて下さるDrに感激した。
「いいえ。先生とのお話の後…まだ主治医と話していません。明日、主治医の診察予約がありますから、その時詳しく相談してみようと思っています。」

明日は肝臓のエコーを撮ってもらうことになっている。
『どうか…大きくなっていませんように。。。』




18日の金曜日 子供たちの通う高校の行事に参加し炊き出しのお手伝いをした。
といっても治療中のひよこはもっぱらカメラを持ってシャッター切るのみ。
500枚くらい撮ったかな〜。
片づけも手伝えないまま…夕方4時半からリニアック 19回目の照射のため病院へ行った。
治療を終えて帰る頃、外はもう暗かった。
冬の夕暮れってすごくもの悲しい…のはなぜ?

炊き出し会場近くの歩道に落ちていたフウの実…
会場に植えてあった巨大x’マスツリーのちぎれ飛んだ枝…

毎日治療で忙しいから気にならなかったけれど…もうすぐx’マス。
ちっとも心が浮き立たない。。。
お正月も…ピンとこない。

きっと…治療のせいかな…?


子供に戻りたい 今日この頃 ☆                        (・e・)



言葉で治療する
 

医療者の言葉しだいで、治療の日々が天国にも地獄にもなる。
衝撃の現場を紹介しながら、鎌田医師が心と体が立ち直っていく言葉を具体的に提案する。

医師・看護師も
患者さん・家族も
お互いに救われる、


新しいコミュニケーション術。



鎌田 實先生著書の最新刊 『言葉で治療する』 の帯の一部分からの転載です。


鎌田先生のブログを愛読している。
先日、先生のブログでサイン入り本のプレゼント企画の案内があった。
迷わずすぐに応募した。
思いがけず当選した。

荷物が届きドキドキしながら開封した。
中から鎌田先生の本が出てきた。
感動した。 
このワクワク感ですでに心を治療してもらえた気がする。





本を手にとって表紙を開く…
鎌田先生のサインが目にはいる。
「絆」 「夢」 の二文字が書いてある。
「絆」の最終画は一番下まで長く…「夢」の最終から2番目のはらいも下まで長くかいてある。
絆…断つにしのびない恩愛。 きずなを長く太く大切に…と言うことなのか?
夢…空想的な願望。心のまよい。 あきらめず夢をいつまでも持ち続けよう…と解釈した。




一生…大切にしたい。



NTTファシリティーズ「えふ・マガ」なかで鎌田先生のインタビューの企画があった。
詳しくはこちら

http://www.ntt-f.co.jp/fmag/interview/kamata02.html



NTTと言えば固定電話から携帯電話とひよこの日常生活において大変お世話になっている。
通信の事業がメインだと認識していたひよこには意外な事実だった。
「えふ・マガ」の発行は新鮮に見えた。
今後のご活躍と社会に優しい企画をお願いしたい。

本を読んでみると…うん、うん、とうなずけることばかり。そして鎌田先生宛の患者さんやそのご家族からの心の叫びに胸が痛くなった。『こんな医療が実際にあっていいのか…』と絶句する。
医者にとっては数多くいる患者の一人なのだろ…けれど患者は自分の命を懸命に生きている。哀しいけれど治療は専門の知識や技術を持っておられる医者に頼らざるをえない。
でも医者であれ患者であれ同じ一人の人間・同じ一つの命。
相手を尊重してお互い寄り添いあって納得のいく治療が理想的かなと思う。



言葉には医療の技術を越える程の何かがあるような気がしています。
そんなことを再認識させてくれた鎌田先生とNTTファシリティーズに感謝します。    


がんばらないけどあきらめない・なげださない・へこたれない… ありがとうございます☆   (・e・)




ひよこのトモグイ。。。
 

リニアック 18日目。

今日はいつも診察して下さる放射線科の常勤Drが、ゆっくり話のできる時間をとって下さった。
ご専門でもある 肝動注化学療法…について。
主治医の提案するそれとはまた違った治療も提案してくれた。
乳がんの肝転移に対する標準治療ではない。
でもでも…僅かでも光ある治療に興味もしんしん…。
(またあらためて記事にしたいと思っています。)

エビデンスのあるガイドライン通りの術後補助療法をしてきて…再発した。
だったら再発してしまったひよこにはガイドラインなんて当てはまらないんじゃないのか?
可能性のある治療ならば…エビデンスがあろうが無かろうが…どんどん試してみたい!
ひよこがエビデンスになればいい。。。

いろいろ考えることがいっぱいあって…こころの奥がモヤモヤしている。

明日は高校のPTA行事があり朝から忙しい。
リニアックも…肝臓の治療も…娘の受験も…何かと気ぜわしく憂鬱な事ばかり…。
生きていればこそ…の山だったり谷だったりするんだけど ちょっと久しぶりに気持ちが重い。


こころのスイッチ…切り替えなきゃ。。。                            (・e・)



PS. 「わが家に新しい家族が増えました!」ってお孫さん誕生の内祝いを頂きました。



たまひよどら焼き…だって♪



ひよこが食べると…トモグイかな!?