2005年右乳房全摘、局所再発・多発肝転移・多発骨転移・胸膜播種転移治療日記。

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ICE ROBO・
 


残暑の厳しい今日。


何年かぶりに自家製かき氷機を出してみた。





子どもたちが幼い頃、通販生活で購入したかき氷マシーン“アイス ロボ”
暫く使っていなかったため、作動するかどうか心配しながらスイッチを押してみた。
「やった!動いた!!」
ソファーで寝転がっていた娘が反応する。
「いいね〜♪かき氷なんて久しぶり♪♪」





でもにわかな思いつきだからシロップの買い置きがない!!
何か代わりになるものはないかなぁ〜と冷蔵庫を探してみるとヨーグルトソースが目に入った。
納戸を探してみると小豆の缶詰があった。
つかえるかも?
ブルーベリーのかき氷と小倉のかき氷の出来上がり。




娘曰く
「えっ?お店で食べるのもかわらないよね??かき氷なんて・・・ぼろ儲けやん!」


ひよこも同感。                    (・e・)              








うつ病で心が病んでいた時の治療日記を読み返してみると、もはや日記とは呼べない・・殴り書きの連続だった。


職場ではようやく退職願が受理され、家事の一切も義母に任せ、魂の抜け殻同様の肉体があるだけだった。
毎日出勤する必要も無く、かといって義両親と一日中一つ屋根の下で過ごす毎日もとても憂鬱だった。
嫁いで16年。
新婚当初からの義父母との同居生活。
いろいろ・・あった。
些細な一言一言を気にしてしまうひよこは義両親と上手く暮らしていけてなかった。
毎日の日常生活そのものがストレスだった。
肝転移が見つかり、長期生存が絶望的だったひよこ。
一方、70歳になっても夫婦揃って元気な義父母。
舅・姑が元気でいてくれることはありがたいことなのに、当時のひよこは複雑な気持ちだった。
食欲旺盛な義母を見ていると
『私の葬式のほうが先なのかな・・・義母に見送られるのは・・順番が違うじゃん・・』
なんてどうしようも無いことを想った。

そんな我が家に自分の居場所は無かった。

毎朝4時ごろには目が覚める。
一日の始まりに憂うつになる。
考えることは最悪な未来のことばかり。
考えれば考えるほど・・頭が痛くなる。
耳の奥がツーンとして頭を締め付けられるような痛みを覚える。
下半身はいつも冷たくだるい。
何もせずに一日ゴロゴロして過ごす。

『何かしないといけない』・・と思えば思うほど・・体が動かなくなる。
『子どもたちが心配するから、頑張らないといけない』・・と思えば思うほど・・苦しくなる。

「ひよこさんは・・どうしたいのですか?治そうと思ってはいけません。現状維持をすることです。」
ウィクリータキソールの治療も2クール目が終わるころ主治医に言われた。
「いろいろと心配なことはわかりますが、気に病んでも損です。現実の病状をいかに受けとめるのか・・・治療も上手くいっています。今の状態は数値としては非常にいいです。悲観するほどではないです。 肝臓はしっかりした臓器ですから、慌てずゆっくり治療しましょう」
診察の度に暗い表情のひよこにかけてくれた主治医の言葉は、その時のひよこには厳しく冷たい言葉だった。

ナースも的外れなことを言う。
「ひよこさん・・笑ったこと・・ある?私、ひよこさんの笑った顔・・見たことが無い。」
ひよこを励まそうとかけてくれたであろう言葉も空しく苛立つ。
『この状況で・・乳がんが再発して・・肝転移して・・笑えるわけ無いじゃん。健康なあなたに何がわかるというの?』



笑える事なんて何も無い。
楽しい事なんて何も無い。

流す涙も無い。



気が狂ってしまうんじゃないか・・と言うくらい「死」の恐怖に怯え、うつ状態もMAXだった時、主人が叱咤激励した。

「何か行動しなければ何も変わらない!おまえがやる気にならなければダメだ!!」




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ひよこちゃん
こんばんは

肝転移の頃、ひよこさん
どうしたいのですか?
治そうと思ってはいけません…
なんて残酷なんだろう
私も肝転移が発覚するまでは主治医も治癒したと思っていて いつも診察室は冗談や世間話で楽しかったなあ
発覚してからはいつもきびしい顔になり
ちっとも話やすく無くなった気がするな…
こんな治療 間違ってるんじゃあないの?
今日のひよこちゃんのブログ読んでおいおい泣いちゃった なんだかスッキリした

ひよこちゃん いつもありがとう

おやすみなさい  
とんこ | 2010/08/16 00:20
いつも再発、転移のこと考えるよ。。
『その頃』のひよこちゃん、つらかったね。。
私の夫の母はかわってあげたいって泣くの。。
自分の10年前に乳がんで全摘しているのにね。。

リバプールって、ビートルズの育った町なんだけど、本当に小さい町でね。
そこのティーンエイジャーの組んでいたバンドが
世界中で人気が出て伝説になって。。
ビートルズの育った町をバスで回るツアーがあったんだけど、
ビートルズの曲を聴きながら街を回っていたら
『人生ってなんだろう。。』って、考えちゃった。。だって、みんな本当に普通の子供達だったんだよ。。

なんか、本当はいっぱい書きたいことがあるんだけど、
センチメンタルでちょっとかけない。。

ひよこちゃんにファイトもらったから
明日がんばってくるね♪
ぷりん | 2010/08/16 05:56
書き忘れた。
うちにもカキ氷マシンあったんだ!!
明日、娘と食べてみよう。。
ぷりん | 2010/08/16 05:57
ひよこさん、お久し振りです〜

お身体の調子はいかがですか?
娘ちゃん帰省されてるんですね。女の子がいると
お家の中がパッと明るくなりますよね。
ひよこさんのうきうき感が伝わってきますよ。

私もちょうど四年前、再発がわかった時の事
思い出しました。
初発から15年も経って再発転移。
最初はその現実をなかなか受け入れられず
眠れないし、食べられない。
「早く見つければ(転移を)治るってもんじゃないないですから」
当時の主治医からの言葉に打ちのめされました。
そうかもしれない、そうかもしれないけど・・・
その後主治医は代わり、ちょっと?メタボでほんわかした先生。中性脂肪値が高い話とかはちょっと気を遣いますけどね(笑)

ひよこさんも疲れが出ない程度に娘ちゃんと楽しんで下さいね〜
はなこ | 2010/08/16 11:45
★ とんこちゃん

とんこちゃんがスッキリして・・よかった!

「肝転移」って、深刻ですよね。
でも、この自分の肝臓と生きながらえる道を模索するしかないから・・顔晴ろうね。




★ ぷりんちゃん

かき氷・・美味しかったかな?

ぷりんちゃんには再発させないためにも今の治療を最後まで顔晴って欲しいよ。
未来の再発・転移を不安に思うぷりんちゃんも、今現在、再発・転移しているひよこも、同じように「今」を生きてる。そして、明日はどうなるのか・・わからない。
うまく言えないけど、怖がらないで「今」を楽しもうね。





★ はなこちゃん

娘は・・よく食べよく寝て・・実家生活を楽しんでいるようです。
主人はもうすでに娘が帰ってしまった後の空しさを気に病んでいます。

はなこちゃんは、お孫さんに囲まれ賑やかなお盆だったのでは?と想像しています。

ひよこ | 2010/08/16 22:24
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