2005年右乳房全摘、局所再発・多発肝転移・多発骨転移・胸膜播種転移治療日記。

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地味な時間
 


雨降りの手仕事。



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布草履を編む。


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おととし知人に教えてもらって編み始めた。
面白かった。
もともと「布」が好きな自分には興味深かった。

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編みあがると・・平面な布とは違った味わいが出て、次から次へと編んでみたくなった。
鼻緒はどんな柄にしようかな?と考えるのも楽しい。
そんな時、頚椎への骨転移が見つかった。
痛みが強く力を必要とする草履作りを中断せざるを得なかった。

その後ゼローダの治療に変わり、副作用でもある手足症候群の症状で手のひらが痛く、昨年の夏も草履を編むことはできなかった。
編みかけの草履が納戸にころがったままだった。

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今年は編める!
頚椎の痛みも何とかゾメタでフォローできている。
ゼローダが耐性になってから半年。
チクチク・ヒリヒリしていた手足の皮膚も今は落ち着いている。

ジェムザールの副作用もあるけれど、体調のいい日に編んでいる。
地味に楽しい。
ラジオを聴きながら、PCで音楽を聴きながら、編んでいる。
「そんなに編んで・・どうするの?」
主人に言われる。
形に残るものをこの手で残したい・・・。

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そして大切な人に履いて欲しい。


この季節素足に心地いい。
洗濯機でジャブジャブ洗える。
お行儀悪いけど・・雑巾代わりになったりする時もある。



こんな地味な時間も・・・好き☆         (・e・)




PS. 義父の胃カメラと大腸検査の結果・・何も見つからなかったです。
    たぶん“きれ痔”かな?
    お騒がせしてご心配かけました。
    連鎖は断ち切れたかも?です。




命を縫い繋ぐ 端切れ
 


今日も雨が降る。




最近ニートなひよこは納戸の片付けを始めた。
中途半端なものが・・あるわ・・・あるわ・・・。




パッチワークを楽しんでいた頃、集めたsample布。





眠る間も惜しんで針を動かしていたあの頃・・・。 乳がんに侵されていたなんて知らずにいた頃・・・。





布に触れていると・・癒される。






大きな作品はとても無理だけど、もう一度針仕事始めてみようかな?  






明日はまたナベルビンの点滴がある。
休薬の一週間なんて・・あっと言う間に終わっちゃう。

抗がん剤や低気圧のせいで頭や肩や首が痛かったり、目がかすんだりするけれど、そんなこと言ってたら時間がもったいない!
『今』を生きるひよこのチャレンジ!!
エンドレスな治療をしながらも、良好なQOLの証!!!




ひよこが消えた後、形に残る何かを・・・縫い繋げてみたい☆     (・e・)



日の目を見た…
今日も暑かったですね〜。

本当は『身体には良くない』と思いながら…冷たい飲み物がいくらでも身体に吸収されていく。
今日のお気に入りは、水出し煎茶!
お手軽に飲めるので、最近はもっぱら…水出し○○。

煎茶、コーヒー、紅茶…ドクダミ茶やジャスミン茶…なんてのもいい☆



今日は久しぶりに、ミシンを使った。

以前、無印良品で買った枕カバーが摩耗して…ついに破れてしまった…から(^^;)
リネン素材で気に入っていたのに。。。

納戸には、闘病まえから買い溜めしてある布が溢れている。
この布を何とかしなければ…と以前から気になっていた。

一大決心をして、枕カバーを作ることにした!



主人とひよこの枕。
枕は、通販生活で買ったもの…。
大きくて気に入っている。



ひよこの枕にはうさぎを添えてみた!!
年甲斐もなく…ですよね〜!?



ミシンをしていると、娘が寄ってきた。
「私のも破れてるから、作って〜。」

そうだった。
彼女の枕カバーも破れてたっけ。

彼女が自分でお気に入りの布を選んだ。

タンスで眠っていた布がイキイキして見える。
ついに 『日の目を見た!』 って感じ。

ん〜。。。ミシンもなかなか楽しい♪
首の痛みはあるけれど、布が蘇る楽しみを見つけてしまった☆

次は何を作ろうかな〜?      (・e・)









術後の補助療法が始まった。

外部との接触を避け、ひたすらリハビリに励んだ。

朝から晩まで自室にこもってもんもんとした生活だった。
病院から渡された『退院後の生活』みたいな冊子に忠実に過ごした。

今、思うと『なんてもったいない時間の過ごし方をしていたんだろう?』
って思う。
けれども、当時の自分にはそんな生活が精一杯だった…のだと思う。

乳房を失い…『ガン』というレッテルを貼られ…ホルモン治療のため生理もなくなった。
残ったものは
洗濯板のような胸に真一文字に走る メスの跡 と がん患者である という人生の挫折感。

42歳…
この先どのように生きて行けば良いのか?
答えが見つからない。。。

主治医にこの思いをぶつけてみた。
「今すぐ、どうのこうの…という状況ではないので、まずは毎日忘れずに薬を飲んで下さい。」
と言う。
無責任な、軽はずみの慰めなどできなかったのだろう。
けれども、すこしでも希望のもてる見通しの明るい
『ドクターの一言』
が聞きたかった。

主治医にぶつけてみたところで、自分が乳がん患者である…という事実はやっぱり変わらない。

この事実を受け入れて、一生背負って生きていかなければならない。
でもやっぱり納得できない。


どうして…私なの?