2005年右乳房全摘、局所再発・多発肝転移・多発骨転移・胸膜播種転移治療日記。

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雪やこんこ
 



また新しい一週間が始まる。


寒の入りの暦通り、連日非常に寒い。




土曜日の夜から降り出した雪は今朝、あたり一面を銀世界に変えた。
10cmを超える積雪は3年ぶりと言う。
交通機関の乱れはもとより、雪に慣れていないこちらの地方では、各地で何らかのアクシデントが起こってしまう。
幸いにも、息子のセンター試験は無事終わり、あとは結果を待つばかり。
というより、得点は自己採点により、もうすでに判明しているのだから、志願変更をするのかしないのか・・。






気圧の変化に身体がついていけない。
抗がん剤治療のせいなのか・・多発骨転移のせいなのか・・体が痛い。
そんな時は鎮痛剤を利用するのが良いと常々主治医から言われているけれど、我慢できないほどの痛みではないことが、服用をためらわせる。
飲まずに済む薬なら飲みたくない。

頬骨・頚椎・腰椎・腸骨・・転移しているあたりに鈍痛がある。
低気圧が近づくと決まってそのあたりがきしむように痛む。
勤めがあるわけでもなく、しなければいけない仕事があるわけでもなく、こんな日は布団に入って静かに低気圧が過ぎるのを待つ。
いかにも病人。
時間に追われることなく一日をのんびり過ごすことができる今、病に感謝かな。






忙しない日常に流されて、大切なものを見失ってしまうような人生では哀しい。
負け惜しみかもしれないけれど病を得てから、今の自分はとても良い時間を過ごしていると思っている。
病がプレゼントしてくれた「余命」という時間を、自分のため、家族のため、支えてくれる人のために大切に生きていたい。







一年前、中心静脈カテーテル留置オペで退院の朝も雪だったなぁ・・・  (・e・)



誘惑
 


時々通る道沿いなのに、今日気づいた。


イチョウが主役の雑木林だったなんて・・・





雑木林に一歩踏み入れるとそこは別世界のようだった。
黄金色の銀杏黄葉は斜めに差し込む太陽の光を浴びてキラキラと輝く。
まるであたり一体の空気までもが色づいているように見える。

シーンと静まり返った木の間を歩くとカサカサと音が聞こえる。
落ち葉を踏む自分の足音が聞こえる。
自然の美しさに興奮してシャッターを押す手が止まらない。






遠くからでも一際目立つイチョウの黄金色。

カエデの燃えるような紅もいいけれど、輝くようなイチョウの黄色も好き。
色づくイチョウの誘惑に負けた今日の午後。



初冬の短い午後を楽しみたい。    (・e・)


秋色パワー
 


昨日は9月になって初めての秋らしい一日だった。



TC4クール前の大切な時間。



                                   紫式部


ちょっと近所へ一人ミニミニドライブへ出掛けた。
そこは肌で感じる秋があふれていた。
真夏のような猛暑が続いていた最近。
同じ道を通っているのに秋の気配に気づく余裕すらなかった。

昨日、車の窓を開けて乾いた風を感じながら行く道の先は確実に秋だった。
稲の刈り取りがもう始まっている。
遠くから届くあの青臭くて埃っぽい空気に遠い昔を懐かしく思い出す。
夏の炎暑を耐え忍んだ向日葵や百日紅、色づき始めた秋の実、道端に逞しく繁る雑草・・・。
秋色っておしゃれでロマンチックでどこか寂しげで好き。
夏にはない趣がある。



                                             

道の駅に立ち寄れば収穫の秋。
こんな風に五感で季節を感じることができる時、身体が喜んでいるような気がする。
だるさも忘れてしまうほど。
治療と治療の間でもこうして少しでも生きている喜びを感じることができて嬉しい。
すべてに感謝。
自然とともにようやく生気を取り戻せる時間。
こんな時間があるとまた顔晴れる。







来年の夏も・・・
「今年も暑かったね」と言える日を目標に明日も治療に行ってこよう。   (・e・)



里山





satoyama1.jpg 


我が家の里山へ行って来た。


我が家の・・と言っても、山ごとあるわけではなく山肌のほんの一角が義父の名義になっている。
毎年、固定資産税を払う時期になると
「何処にあるのかもわからない土地の税金を払うなんて・・・」
とぼやいていた義父。

幼いころ父親に連れられて、枝払いの手伝いに行った記憶はあるけれど、そこが何処の山だったのか?今となっては定かではないと言う。
ひよこはお嫁に来て山の話しを聞いた時から、『一度行ってみたい。』とずーっと思っていた。

今日、願っても無いチャンスが訪れた。


satoyama3.jpg


地域の環境まちづくりを行っている市民団体から竹林整備の協力依頼があった。
里山保全活動の一環という案内だった。
雑木林が竹林に変化しつつあり、生物の多様性の保持、土の流出防止などデメリットが多く荒れ放題になってしまっている現状。

現地の周辺調査と言うことで地権者の立会い協力依頼があった。

satoyama4.jpg


竹・・といってもとても太くなっていて、いかにも『かぐや姫』でも出てきそうな竹が目立った。
光の差し込まない地面には下草も生えておらずうっそうとしていた。
一人では気味悪くてとても入れない!
気軽にスニーカーを履いて行ったひよこと主人は叱られた。
「今度からは長靴で来てください!マムシがいるかもしれませんから!!」
・・・・・こわ〜い。

satoyama2.jpg


でも竹ばかりではなくクヌギやコナラといった木々もしっかりと根を張っていた。
竹を伐採して隙間を作ると、小鳥がやってきて、また違った植物の種を運んでくれるという。
生き物に優しい環境作りに協力したいと思った。

satoyama5.jpg


春にはたけのこを掘りに来て下さいと言われた。
・・・「来年の春」
希望のある言葉だった。
ひよこもこの手でたけのこを掘ってみたい!
こんな何気ない希望や目標を忘れずに生きる糧にしたい。

satoyama6.jpg


ゆったりとした時間が流れる里山。
今度はお弁当とスケッチブックを持って来よう!
ひよこ的パワースポットを見つけた気分!!


念願だった我が家の里山に入ることができて嬉しかった。



こんなパワースポットを残してくれた義祖父に感謝したい。 (・e・)



honey & honeybee
 

春を思わせる暖かな陽気に背中を押され・・出かけてみました。

むせ返るほど春薫る近所の菜の花畑。幼い頃の記憶が蘇ります。



白菜の花かな〜?

近寄ってみると・・・ブーン・ブン・・ものすごい羽音。
風を切るミツバチの乱舞でした!



マーヤかしら? ハッチかしら?



どの子も一生懸命に羽を羽ばたかせ・・花から花へ忙しく飛び回っていました。
でも、ミツバチってとてもせっかち?なんですね。
同じ花に5秒としてじーっとしていません。。。

わずか・・2・3秒でしょうか・・・





カメラを構えてピントを合わせる。
いざシャッターを押そうと思うと・・飛び立ってしまう。

ミツバチの飛ぶ速さは24/h といわれます。 速い!!!



せわしなく飛び回る働きバチたち。
働きバチはみんなメスなのだそうですね。
頑張れ!マーヤ!?






そういえば蜂蜜は健康食品としてよく利用されていますよね。

花から得た糖分と水分・ミツバチの体内の転化酵素が濃縮されたものが蜂蜜。
巣の内面を内張りしたり、隙間を埋めるために使う抗菌性や抗酸化性が注目されているようです。
これをプロポリスと呼ぶそうです。

プロポリス・・・かつてひよこも飲んでいた頃がありました。

最近は蜂蜜を飲むことも忘れがち・・・。





黄色の幸せ色に浸って・・癒されたかも。。。



また、今日から蜂蜜飲んでみよっと♪            (・e・)




あったかい…夕焼け
 


休薬の週は当たり前だけど…体調がいい。



若干の血管痛は残るもののまずまずの気分かな〜。

リアルタイムで白血球が少ないとは思えない。。。

でも、感染症は怖いから出かけることもためらわれる…。



庭へ出ると…甘い香りがする。

懐かしい匂い…早春の香り…





水仙だった。

どこにでもある…庶民的な花。

でも…気品がある。

でしゃばり過ぎず…存在感をアピールする!





地中海沿岸原産で、古くシルク・ロードを通って東アジアに渡来したとか。

寒期にある凛とした美しさ。

いろんな種類の水仙があるけれど…この水仙が一番好き!!



そして、昨日の夕焼け…きれいでしたね。




望遠レンズで撮ってみたら…ボケボケじゃん!

でもあったか〜い夕焼け色を届けたくて…ドンマイ!!!



今日も穏やかな夕焼けでしたね。

明日も…晴れるといいな☆                                  (・e・)


おぼろな…大寒
 

今日は大寒。

冬晴れの昨日に増して暖かな一日だった。


昨日から少し体調がいい。
1投目も火曜日に投与後、木曜日から体調が悪くなったから、2投目もそうかもしれない。。。
チャンスは今日…
気合を入れて出かけてみた。



かもめ…かな?
もっとアップで撮ろうと近づいたら…一斉に飛び立った。。。
『チェッ!』
今度来るときは“かっぱえびせん”でも持ってこよう!





海面に降り立つかもめ…
穏やかな内海…
ひよこ以外に誰も居なくて…とても静かだった。




空を見上げると…二本の飛行機雲。
今夜からは雨模様だとか。。。





春のお花って心が浮き立つようで…見ているだけで…幸せな気持ちになる。
多彩に咲き乱れる…春花壇の人気者♪
花盛りのこれからの季節、お出かけもいっそう楽しみになる!


本格的に暖かくなったら、気楽にお出かけができるように今の治療を乗り切ろう!!


ナベルビンに願いをこめて。。。                   (・e・)




*モノトーン*
 

起き抜けにベランダへ出てみる。 冬の朝。

キラキラとまぶしい。

霜?



自然ってなんて綺麗なんだろう。
何にもたとえがたい美しさ…


12月下旬とは思えないほど暖かく風もない穏やかな午後。年末の買い物のため出掛けた。
空を見上げると…天使のはしご…?



モノトーンの美。

同じグレーなんてありえない。

この何気ない空を見上げて…生きている喜びを感じる。
工場で爆発があったり思わぬ火災に巻き込まれたりして突然命を落とす人もいる。
もしかしたら…自分が生きていること自体が 『奇跡』 かもしれない。

生きることが辛かった2年前。。。
今、毎日が楽しい。

明日は何をしようかな…?                             (・e・)









再発告知の瞬間…


胸壁のしこりを部分切除して2週間後。
病理検査結果を聞くため主人と待合い室で待った。
重い空気漂う時間。。。

「大丈夫だよね?仮に悪いものだったとしてもえぐり取ってあるから放射線を当てれば問題ない…って主治医もいってたし…。」
と同意を求めるように…自分に言い聞かせるように…隣に座る主人につぶやいた。
「そうだといいね………。」
主人の顔つきも険しい。

30分待っても呼ばれない。
「遅いよね…」
更に10分…20分…
担当の看護師が「お待たせして申し訳ありません。前の患者さんが長引いていまして…」と困惑しながら謝ってくれる。
仕事を抜けて付き添ってくれる主人は職場に戻る時間が迫ってきている。
「早く呼んでくれないかな〜」
もうこれ以上の不安に耐えきれない…と思っていた時、呼ばれた。

いつも沈着冷静な当時の主治医。
その日は表情が厳しくいらだった口調だった。

まず切除後の傷を視診した主治医。
傷に当ててあるガーゼかテープを引っぱがした…ように感じた。
『いつもの主治医らしくない…』と思った。

「病理の結果ですけれど、やはり悪いものでした。ガン細胞が認められました。再発です。」
「………」
そんな風に告知されて なんて答えたのか今となっては記憶にない。
主治医が続ける。
「それより、もっと深刻な事があります。」
1週間前に撮った造影CTのフィルムを指して
「ここに…肝臓に…影があります。今の段階では悪性とも転移とも断定できません。もしかしたら血管の影かもしれません。MRI検査を追加して再検査してみましょう。」


その示された不気味な影をみて…血の気が引いた。


主人はこの時、どう思ったのだろうか? 3年経った今もまだ聞けずにいる。


MRI検査・アイソトープ検査が追加された。





小春日和の月曜日
 

秋のやわらかい日差しがたっぷりと注ぐ今日。 小春日和とでも言うのでしょうか。

予想最高気温も22度、平年よりも4度も高く10月中旬の陽気なのだとか。。。

暑くもなく寒くもなく…とても過ごしやすくていい。


昨日の日曜日、夕方主人とあの人と近所へ散歩へ出かけました。

もうすぐ日没という頃…大きな夕日にプチ感動。



みんな同じ茜色の空をみているのかなぁ〜…なんて思ったら宇宙規模で繋がっているよいな気がしてテンションが上がりました。




「秋の日はつるべ落とし」と言われる如くアッというまの夕暮れ。
今日の穏やかな小春日和を予想するに十分な夕焼けでした。




余韻に浸る間もなく急ぎ足で沈む太陽に『早く冬の支度をしなさいよ』と言われてるような気がしました。
皆さんはもう冬支度…しましたか?


今日からまた新しい一週間が始まります。

主人は今朝
「行きたくないよ〜。」
と子供みたいなことを言って出勤していきました。
私たち家族のために毎日ありがとう!
今夜はヘルシーなメニューで待ってるからね!!

   

散歩の途中でみつけた草。

              

名前もわからない地味な存在のあぜ道の草にも秋が 訪れています。



明日からは雨模様の予報です。一雨毎に 寒くなっていくのでしょうね。

さあ… 今週も顔晴りましょう!                                 (・e・)



秋深き…
 

『秋深き 隣は何を する人ぞ』       芭蕉



秋 たけなわの候。

秋の寂しさもきわまった今日この頃。。。

里山を訪ねてみた。


    


かまきり…蜘蛛…バッタ。

誰もが そろそろ冬支度を始める頃だろうか?






深まる秋とともに色づく 烏瓜。

食用とはならない瓜で、カラスが食べるのだろう、とされての名…と言う。

…実の中の種は蟷螂(かまきり)の頭に似ていて、また結び文の形をしているので玉章(たまずさ)という呼び名もあるという…根・実・種など漢方の薬用使われたりするそうです。




へくそ葛の実…秋色が輝いて見えます☆

目立たない存在だけれど 気品のある色つやに見とれます。





水引の花?でしょうか…葉っぱ少し違うような…? 

鮮やかな紅が里山の緑の中で際だって見え いかにも素朴で味わい深い。。。





里山からの帰り道。

カモの親子に 出逢いました♪

急いでシャッター切ったつもりが…すでに遙か彼方でした(>_<)




のどかな秋の一日。

のんびり散策できる幸せ…



来年も…再来年も…10年後も… いつまでも里山の自然を肌で感じていたい!!!   (・e・)